倉敷意匠計画室さんの極薄白磁コップにネコのデザインをさせて頂きました。実際に泥染と刺繍で描いたネコの図案を原画として、印判手法で転写されています。溶けた釉薬に絵柄が浸透することで微妙なボケが生じるのですが、そのボケが穏やかで優しいテクスチャーとなり、こちらをじっと見つめるネコの佇まいと相まって、雰囲気のあるコップに仕上がっています。 こちらのコップは、明治時代よりヨーロッパに輸出する磁器を生産し、「エッグシェル」と呼ばれる磁器づくりが可能な窯として知られている丸直製陶所さんで作られています。エッグシェルという技法は、卵の殻のように薄くて軽い石膏型に入れた柔らかな土を、コテと指先の感覚のみで薄く引き上げるように伸ばして成型するのですが、コンマ１ミリ単位の高度な職人感覚を要するその製作技術を持つ窯は、日本に数軒しかないのだそうです。 およそ１ミリという薄さで、手にした時に内側から向こう側の指が透けて見えるほどですが、高温で焼き上げているため、思いのほか丈夫です。 入れる飲み物もうっすらと透けて見えますので、ほんのりカップが色づく様子もお楽しみください。 サイズ：約φ80xH78mm 最大容量：250ml 実容量：170ml 重さ：約65g 素材：磁器（岐阜） ＊専用箱は付いておりません。緩衝材で包んでお届けします。 こちらの商品はギフトラッピングを承ります。 購入ページの オプション にて「箱＋包装紙」をお選びください。 ＊のしは対応しておりません。 箱に入れて、トモタケオリジナルのラッピングペーパーでお包みします。 リボンはシーズンによって変わりますので、画像と異なる場合がございます。 Top image PHOTO：AKIRA YAMAGUCHI DIRECTION,STYLING：CHIEKO KOGA(MOKA STORE)